ギターシンセサイザー開発者「ギターリスト 川崎 燎(Ryo Kawasaki) 」保坂耕司が驚く!
保坂耕司です。
保坂学もギターが好きで、保坂兄弟としても非常に着目度の高いお方「川崎燎(カワサキ リョウ)」のご紹介です。
1974年2月25日生まれ、昨年2020年4月13日にお亡くなりになられていますので73歳でしょうか。
川崎 燎は高円寺に生まれ世田谷区梅ヶ丘育ちだそうです。株式会社PLUSの世田谷ハウスからもほど近いですね。
彼はギターシンセサイザー開発者の一人として世界的に著名な方です。
さらに1980年代に発売された元祖PCと言われているコモンドール64の音楽ソフトの著者でもあるというから驚きです!
音楽、科学、電気、天文学など様々な分野へ興味を持ちながらも日本大学で物理学を学びながらジャズギターリストとしてのキャリアをスタートさせていきます。
1973年にニューヨークへと移住し、アメリカの本場でも多くのジャズミュージシャンから評価されていく事になります。
年間に1〜2本、多い時は3作品程のリーダー作品を手掛けてきており、30作品以上のリーダーアルバム、そして50作品以上のプロデュースを手掛けてきています。
また、2000年あたりからバルト三国であるエストニアなどでの活動もされています。
エストニアン・ナショナル・オペラ・ハウスでは、音楽監督、作編曲などをされており、自身もギターリストとして参加されています。
バルト三国においてもベーシストであり作曲家の「鈴木良雄」氏との親交も深く、共に活動をされてきています。
川崎 燎の公式HPなどもリンクが生きておらずにご案内はできません。
彼のご両親がまた異色の経歴を放っています。
父親は外交官として働き、当時は英語の第一人者としても知られていたそうです。
母親は満洲で育ち中国語、ロシア語、英語、と語学に堪能なお方でドイツの秘密情報機関のエージェントとして活動されていたそうです。ドイツの諜報機関とは謎ですが「Bundesnachrichtendienst(BND)」という機関だったのでしょうか。
本日ご紹介するのは、川崎 燎の「IGUANA」という曲です。
鈴木良雄氏も参加されています。
場所は新宿の「J」という1979年頃からの老舗ジャズクラブ。